著者は「欧米ジャーナリスト2人の共同執筆による『50
Reasons Why China May Never Be
Great』を一読したが、事実を捻じ曲げ、中国のイメージを失墜させようという意図がアリアリだ。彼らのデタラメを許しておくわけにはいかない。公正を装う悪意に満ちた主張を徹底的に糾弾し、正しい中国像を内外に明らかにしたい」と語る。
著者の糾弾する『50
Reasons Why China May Never Be Great』の中国語訳が『中国無法偉大的50個理由』(第635回を参照)だが、この本では「50
Reasons」のそれぞれに詳細な証拠を挙げて論駁している。著者が論拠とする証拠は膨大であり、それだけに全体像を示すことは困難だ。そこで誠に残ではあるが、興味深い若干の項目を選んで紹介しておくことに止めておく。