表紙には「REPORT
ON FUNERAL DEVELOPMENT OF CHINA(2011)」と書名の英語訳が記されている。民生部一零一研究所による「殯葬緑皮書(GREEN
BOOK OF
FUNERAL)」であり、納められた24本の論文は関連研究機構、大学などの研究者による「中国の葬祭業の発展に関する研究成果」である。果たして、これに類した公式報告書を我が日本政府関係機関が発表しているのかどうかは知らないが、膨大な人口を抱える中国の政府にしてみれば、「殯葬事業」はそれほどまでに切実で重要な問題ということになる。