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平成18年度案内文
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「『大田・絵堂の戦い』を顕彰しよう会」からの御案内

 春暖の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 さて、毎年5月に開催しております「大田・絵堂の戦い」の殉難者供養会と記念講演会を今年も5月28日(日)に、戦いの地となった山口県美祢郡美東町の「美東町民センター」で開催をさせていただきます。(チラシを添付)
 今年の歴史講演会の講師は、戦後の歴史教科書を根本から見直すべきだとする「自由主義史観」を打ち出すなど、教育改革の中心人物として知られる藤岡信勝・拓植大学教授(元東京大学教授)です。演題は、「教科書が教えない歴史〜高杉晋作と明治維新〜」。
 藤岡先生のお話からは、いかに教科書がマルクス共産主義の「支配・被支配の階級闘争史観」に蝕まれているかがよく分かりますし、そうした階級闘争史観によらない「明治維新」「維新の志士」の意識や価値を存分にお話しいただきます。
 供養会は、今回も昨年に引き続き、浄土宗有志の僧侶の皆様に導師をお願いして、供養を営んでいただきます。
 供養会などの宗教的儀式に関しましては、行政や教育関係者はとかく警戒をされますが、先人の犠牲・努力があってこそ今の平和な世の中があることを自覚し、犠牲者の冥福を祈るこうした供養会は、人としての基本である報恩・感謝の表現であり、宗教的情操を育む教育的意義も大きいと確信しており、少しでも多くの方のご参会を期待しているところです。
 なお、「戦いは1月にあったのになぜこの時期に供養会を開催するのか」という問い合わせがよくありますが、それは、@最初に取り組んだのが5月であったこと、A戦いの名前自体もあまり知られていない状況からスタートした経緯から、まずは名前を知って頂くことを優先するならば、1月の開催ではいろいろと難があること、B将来的には、しかるべき態勢でしかるべき人たちにより供養会・慰霊祭を行っていただきたいと希望しており、今は時期にこだわらず「記念講演に併せての供養会開催」とした位置づけがふさわしいであろうこと、などの理由によります。
 是非、多くの方にご参集、ご聴講をいただきますよう、ご案内を申し上げます。
「大田・絵堂の戦い」を顕彰しよう会 代表世話人 山口敏昭
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