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 メキシコ視察ツアーリポート 
【4】

 メキシコでは、次世代を担う子供たちの教育が、メキシコの将来を左右すると考え小学生低学年より、野外授業に力を入れているそうです。
 その教育とは、自国に誇りを持たせること。 メキシコは、エジプトに負けない文化や技術があったことを教えます。
 その成果でしょうか、外国で労働することが多いメキシコ人ですが、大半の国民は、祖国に帰ってくるそうです。
 遠く離れていても祖国を愛し続ける。科学、数学等の教育の前に育むべきもの「自国への誇りと愛国心」ということです。

 考えるまでもなく、至極当然な国家の教育方針でしょうが中々、それが出来ない今日の日本にとって、メキシコの例題は、好材料と思いました。
 また、教育を受ける側にとっても教育を受ける意義が、「国や社会に役に立つため」という中心軸を個人ではなく、公共に向かわせる感性が育まれれば、子供たちの成長過程において目標が霧散することが少なくなるように感じます。

 頂上へ行ける太陽のピラミッドは、普通の人が往復に約20分のところ、小泉総理(当時)は約1時間かけて往復されたそうです。空気が薄い標高2.300mの高地でもあり大事をとってのことでしょう。
 そのときに、「野外授業」の光景に出会えたでしょうか。
 <下の写真が「太陽のピラミッド高さ65m>


<写真左>ガイドの説明を受ける学生たち
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