岐阜李登輝友の会台湾研修ツアー
平成22年10月28〜31日 【3日目】 美濃鎮に浸る2
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 岐阜の皆さん、こんにちは。私は鍾(しょう)と申します。19歳まで日本の教育を受けましたから、日本語は話せます。日本お友達は沢山いる。東大の渡辺教授が客家の研究で来る。田中友子さんという方も客家の研究で暫く私の家に居た。私は84歳、まだ元気です。私の家は、ここから近いので是非、寄ってください。ということで後でお邪魔することに
 ガイドの劉さんが食事をしながら力説した「客家人」について触れてみましょう。>>>
 客家は、漢民族の一部。日本でいえば応仁の乱のようなものが中国で起き、黄河を越え揚子江を越えた。客家は学問を重んじ、働き者だ。中国は纏足をしたが、客家はしない。皆、一生懸命働く。客家は、何時の時代も政府のために協力してきた。台湾において、清、日本、国民党と・・・そのため、客家人は国民党の票田になっている。国民党は選挙が近付くと煙草の葉を高く買ったりするから票が集まる。しかし、若い人は、覚めた目で見ているから、これからは国民党の票田にはならなくなるだろう。客家は絶えていく心配がある。若い人が客家語を話さない。これが客家の一番の憂慮だ。
※中国のケ小平、李登輝元総統、シンガポール元首相リー・クワン・ユーなど優れた人物を輩出している。
 民間交流は、まずは「カンペイ」から
          美しい庭園で記念写真 
 ここはお寺ですので、礼拝所がある。(当然ですよね)
 台湾式(?)の礼拝を教えてもらい、礼拝を済ませ。鍾さん宅へ・・・コースには無かったが。
 車窓から見える景色は、勝手な想像ですが、台湾というより、ベトナムやマレーシアのようなイメージ。日本でいう溜池でしょうけど、観光では見ない景色です。
 鍾さんのご子息達
 なんと広い庭か!鍾さんは日頃、この芝生の上を裸足で歩くそうです。「私は元気ですよ!」という言葉がうなづけますね。
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