岐阜李登輝友の会台湾研修ツアー
平成22年10月28〜31日 【最終日】 高雄・左榮―桃園、帰国へ
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 高雄で出合った日本語世代のご老人。日本を守るために戦ったことを誇りに思い、今も沢山の日本人の友人がいることを話してくれました。美濃鎮へ行ってきたことに不思議に思ったようですが(観光であまり行かないので)岐阜の美濃との話をしたら納得しました。 ただ、美濃鎮は客家の街であることから、国民党嫌いの台湾南部にとって国民党の票田である客家に対し、少し思うことがあるようでした。
「次に来るときは、高雄にも神社があるので参拝に行くといいよ」と勧められました。  高雄を離れ、左榮から新幹線で桃園へ。
 空港近くのレストランで昼食。皆での乾杯はこれが最後。
 我々が台湾元総統「李登輝」の名を冠する日本の団体と聞き、支配人さんが挨拶に来られました。
 彼は、李登輝元総統の大ファンだそうです。
 車中での解散式。
 村上岐阜李登輝友の会支部長と、美濃鎮訪問団団長の堀富士夫さんから、それぞれご挨拶。
 ガイドの劉さんともこれが最後。劉さんのペンダントは布袋様。社章だそうですが、劉さんの顔そのもの。通常の観光ではない「李登輝友の会」のガイドはこの上ない喜びだったそうです。
台北国際空港から、日本へ。皆さんお疲れさまでした 了
【編集を終えて】
 今回、村上岐阜李登輝友の会支部長からお誘いをいただき、岐阜李登輝友の会台湾研修ツアーに参加させていただきました。個人的には、年二回も李登輝元総統にお会いできることは、嬉しい限りですが、「美濃鎮」という岐阜ならではのツアーは、たった一日ながらも観光ではなくロングステイした気分になりました。
 そして「客家」の存在。不思議な民族だと思い、研究したくなる気持ちが分らないでもありません。
 嘘か誠か、「蒋経国は蒋介石の子供ではない」という話も飛び出しました。更には李登輝さんが日本人の血を引いているとか・・・。田舎(失礼)では、普通、聞かれない話しが出てきます。日本でも同じでしょう。町内の井戸端会議は、あまり外国人が耳にすることはないのと同じで、これもまた貴重な体験でした。
 ホームページへのアップが大変遅れてしまったことへの言い訳になってしまいますが、このツアーが終わってから、私ども主催の11月14日の「安倍元総理講演会」準備で追われるなか、我々が帰国する日に、羽田―松山(台北)便就航となり、安倍晋三元総理が台湾入りし、大きく取り上げられているニュースを高雄のホテルで見たことを思い出しました。
 安倍元総理は覚悟を決めておられるのだろうと考えながら講演会を迎え、その確信を得たと感じた次第です。
 最後に本ツアーにご尽力をいただきました皆様に心より御礼申し上げます。また、最後まで御覧いただき有難うございました。
写真と文:渡邊裕一
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